7月27日 龍本部研修稽古(肘締め・体変更呼吸投げ・二ヶ条)
先週は諸事情でお休みしたため、1週間振りの稽古でした。たった1週空いただけと思いますが、不思議なことになんか新鮮に感じるんですよね。
本日の稽古内容・・・正面突き肘締め(一)、片手持ち体変更呼吸投げ(首当て)、片手持ち二ヶ条抑え(二)
正面突き肘当て呼吸投げは、審査科目には入っていない技です。相手の突きを後ろ足軸に回転しながら捌き、手刀で受けます。前足を一歩前進させながら、相手の肘を抱え込みます。まず受けの突き方について指導がありました。前足を引いて突く用意をする際、手足を合わせます。また、足を引き終わったら腰を低くし、しっかりと突ける体勢に構えます。仕手は後ろ足軸で捌きますが、相手に囚われると腰が引け、追い込まれてしまいます。
片手持ち体変更呼吸投げは、通常相手の肘に手刀を当てますが、今回は首に当てておこないました。回転の前に前足をやや斜め後ろへ下げます。これは、相手が真直ぐ手を持ちにきた場合、その場で回転するとぶつかるためです。ただ下げると腰の力が抜けてしまうため、最初の誘いで前膝を曲げ、後ろ足をしっかり張ります。また開く際も、後ろ足が曲がりやすいです。本能的に相手を引っ張って崩そうとしてしまうため、常時後ろ足を張るという意識が必要ですね。最初から早くやってしまうと、これらをスピードで誤魔化してしまい身につかないので、まずはゆっくり丁寧におこなうことが大切です。
二ヶ条では、前述した技でおこなったことを再確認しました。最初の平行移動、前膝の曲げ、後ろ膝の使い方、締めの体の躱し方等。
稽古終わりの道着が汗で凄く重くなりました!風呂上りのような感じです。みなさん稽古の際は熱中症対策を忘れられないように注意しましょう。
合気道龍葵代表:鈴木
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